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ミュージカル作品紹介(第161回)
Leコンビ Laコンビ
■劇  団 FUN FAN倶楽部
■鑑 賞 日 平成12年6月16日(金) ソワレ
■劇 場 名 俳優座劇場(六本木)
■料  金 全席指定�,000円(前売料金)

■構成・演出・振付 竹邑 類
■振  付 飯田 聡子      ■編  曲 吉田 さとる
■美  術 齋藤 浩樹      ■照  明 柏倉 淳一
■音  響 松山 典弘      ■舞台監督 有本 一郎
■制  作 鈴木 孝宏,保坂 まりこ,大西 憲子,石川 菜美乃
キ ャ ス ト
駒田はじめ,宮内 良,竹邑 類,
飯田 聡子,千珠 晄      
ス ト ー リ ー
 う・・・む。
コ メ ン ト
シナリオ シーンは5つのパートから構成されていました。オープニングとエンディングはダンス、そしてトークショー、ショーダンス、ショートプレイ&ソングショーです。たしかに三要素は満たしていますが、ミュージカルかどうか?
キャスト 女優は派手なダンス、男優はソング中心のプレイでした。それぞれは上手いと思いますが、分離してしまったのが残念です。
ナンバー ナンバーリストがありませんでした。大部分のナンバーは、著名なナンバーや童謡から選曲されていました。一部で替え歌もあり・・・今一つでした。
ステージ ちょっとしたセットや小道具がありましたが、超シンプルです。ライトをセンターに集めるのが見事で圧巻でしたが、眩しいので煽りは最小限にして欲しいです。
演 技 力 駒田はその軽妙な演技が冴えます。宮内も普通に上手いのですが、バランスを欠きました。随所に盛り込んだギャグは、間合いの拙さなどもあって、物足りませんでした。竹邑の一幕のトークショーも少し笑いを取ったものの、内輪ネタだったので冴えませんでした。
歌 唱 力 駒田はこれまでになく迫力のある歌声を披露し、何曲かソロを聴かせてくれました。宮内が若干圧倒されている風でした。
ダ ン ス 振付を担当した飯田のダンスは独自性の強いもので、楽しめました。宝塚男役だった千珠は伸び伸びしたダンスが格好良く決まり、艶のあるダンスも披露していました。
男優はタップを除いて派手なダンスシーンはありませんでした。ダンスに半端なギャグを盛り込むのは、ほどほどで止めて欲しいところですが。
総合評価 ストーリー性を欠きながら、風刺や寓話を盛り込む作品は疲れます。キャストの看板で客を集めてきた感があり、演出家の自己満足が見え隠れしてしまったのは残念です。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス
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