手拍子にはリハが必要

カーテンコールの盛り上がりには、拍手は勿論ですが、手拍子も欠かせません。ここでお客さまの呼吸とステージの俳優さんの呼吸が合えば、素晴らしいカーテンコールとなるわけです。

どんな手拍子を?

一番多いのが二拍子でしょうか。カーテンコールで流れるミュージックが分かりやすいテンポであれば、合わせやすいので綺麗に手拍子が揃います。なかには三拍子とか難しいのもあるようですが・・・曲のテンポが速かったり、途中でリズムが切り替わったり、と難しいものも見受けられます。

手拍子にはリーダーが必要

ポン太のような素人は、どこで手拍子をして良いものか悩んでしまいます。拍手もそうですが、どこで叩いて良いものか分からないことがあります。また気付かぬうちにカーテンコールまで来て、誰も手拍子を入れなかった・・・という盛り上がらないステージもありました。

やはり手拍子にはリーダーが必要だと思います。ステージ上の俳優さんでも良いでしょう(大手劇団では、そうしていますよね)し、サクラでも前方や後方の席で手拍子をリードしてくれると乗りやすいのですが・・・ぜひ考えて下さいね。

手拍子のリハも、いいんじゃない?

ステージの始まる前に、手拍子のリハーサルがあっても良いと思います。とくにカーテンコールには主題ナンバーが使われることが多いですから、そのテンポをお客さまが覚えれば、全体を通して盛り上がると思うのです。これまででは、STEPSの「Shokking!Shopping!」だけ手拍子のリハーサルがありました。作品中何度も使われる主題ナンバーを振付有りで指導してくれる、という楽しいモノでしたが、他では見掛けません。

それでも分かりやすいナンバーを

でもカーテンコールには分かりやすいナンバーを持ってきて欲しいです。お客さまに一番印象づけるナンバーですから、思わず帰り道で口ずさんでしまうような、覚えやすい、ノリの良いナンバーを使って欲しいです。そうでないと、しっかり肩こりが取れない(笑)