アンケートは考えてね

アンケートをいつ書くか・・・お客さまにとって難儀な話ではないでしょうか。難儀なあまり名前だけ書いたり、そのままアンケート用紙を持って帰ったり、、、って気分に成ったりしませんか?

感想以外の項目は先に埋めときましょ

アンケートに必ずあるのが、住所・氏名・電話番号などの記入ですね。次回公演で案内を呉れたりしますので、しっかり書かないといけませんが、これが一番面倒であったりします。どこで公演を知ったか、その劇団の公演は何回目か、よく読む雑誌は何か、とかお客さまにはどちらでも良いことを細かに訊ねるアンケートもあります。こんな項目は、開演前と休憩時間に埋めて貰いましょう。

鉛筆がない!!

ブラリと観劇に見えるお客さまは、筆記具の手持ちがないことがあります。なかなか配慮してくれる劇団はありませんね。ゴルフ場で貰えるクリップ兼用のミニ鉛筆が配られることがあります(結構単価が高いのか、鉛筆は回収されます)が、大抵は出口に何本か置いてあるだけのようです。やはり、お客さまの率直な意見を求めるのなら、鉛筆は配って欲しいです。

アンケートの回収はあせらずに

アンケートは座席で書いていただくのがベターでしょう。早々と座席から追い出してしまう(と言いますか、俳優さんはすぐにロビーに出てきてはダメ。ちょっと間を置くとアンケートの中身は充実するはずです)と、みんなアンケートを書こうと思わないです。落ち着いて座席で書けるように、例えば終演直後に鉛筆を配り歩くとか、終演時に座席でアンケートを書いてくれるようにアナウンスするとか、工夫してみて下さいね。あせらされると、居残り坊主みたいで、お客さまもお座なりな感想を書きますよね。

アンケートは、項目を少な目にね

せっかくのアンケートだからと細かな設問を設けたアンケートがあります。でもね、入学試験ではないので結局は空欄が増えるだけだと思うのですよ。むしろフリーに記入できるようにスペースは広く、項目は少なくして下さいね。どの俳優が良かったですか、どんなシーンが良かったですか、なんて設問は・・・面倒です。良かったと思う俳優やシーンについては、みんな空欄に書いてくれるものですよ。