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ミュージカル作品紹介(第287回)
I do! I do! 結婚物語
■鑑 賞 日 平成14年6月15日(土) ソワレ
■劇 場 名 アートスフィア(天王洲アイル)
■料  金 全席指定 S席7,500円(前売料金)

■原  作 オン・ブロードウェイ「A Musical About Marriage
 脚本・作詞:トム・ジョーンズ
 作  曲:ハーベイ・シュミット
■演  出 山田 和也      ■音楽監督 栗田 信生
■翻訳・訳詞 勝田 安彦     ■美  術 齋藤 浩樹
■照  明 高見 和義      ■音  響 実吉 英一
■振  付 三浦 亨       ■歌唱指導 呉 富美
■衣  裳 宮本 宣子      ■ヘアメイク 武田 千巻
■舞台監督 北条 孝       ■制  作 西村 由紀
キ ャ ス ト
マイケル   (村井 国夫)   アグネス   (春風ひとみ)
ス ト ー リ ー
 神前で「I do」の言葉を誓ったマイケルアグネス。二人は新居で初夜を迎え、嬉し恥ずかしの新婚生活を始める。我が儘な夫、強情な妻。何度も諍いを起こすが、それなりに幸せを実感する二人。子供が生まれ、成長し、結婚し・・再び二人の生活に。老夫婦は、長年暮らした家を、新たな新婚夫婦へと明け渡すのだった。
 ごくありふれた夫婦の結婚物語。
コ メ ン ト
シナリオ 面白い演出や台詞がありますが、全体にまったりした時間が流れます。会話のテンポなど工夫が必要ではないでしょうか。二人芝居だけに、間合いが重要だと感じます。B.WAYではどう解決していたのでしょうか。
キャスト 二人とも名優ですが、ちょっと物足りませんでした。チケット代も割高ですので、評価は低めです。
ナンバー コメディ仕上げのナンバーです。いずれのナンバーも、長いソングであり、単調に感じます。各ナンバーの繰り返しを避け、少しショートに仕上げると、もっと良くなると思います。
ステージ 中央に据えたベッド、両袖のタンスが全ての空間です。ベッド後方にちょっとした段差と手すりがありますが、あまり活かされません。多目的仕様の万能ベッドが面白いです。衣裳は、古典的です。
演 技 力 新婚期、倦怠期、更年期、老年期・・よく演じ分けています。二人とも若々しい演技が良く、表情も所作も抜群です。とくに印象に残ったのは、老年期に移行する直前の「老け化粧」シーンです。客席を前にして化粧をするのは、心憎い演出です。
歌 唱 力 ナンバーの出来に問題があるために、歌唱はそこそこです。序盤では村井らしい重量感のある歌唱がありましたが、中盤以降トーンダウンしたのが残念です。
ダ ン ス コメディらしいモーションがありますが、さほどダンスシーンも多くなく、あまり印象に残りません。
総合評価 倒産した某社がプロモートしたこともある作品です。キャストに演技派の二人を配してあり、名優の貫禄を印象づけるものの、作品としては古風な色褪せた作品という感じです。この二人なら、もっと違う作品を選択しても良いように思います。
価格設定のためか、いささか空席が目立ちました。作品のグレードに応じたリーズナブルな設定をお願いしたいです。
上記コメントはポン太の主観&独断に基づいています
なお、評価ランクはポン太の五つ星を参照ください
ア ク セ ス

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