チケットぴあ に物申す

先日ファミリマートをチケ販窓口に収めた「チケットぴあ」。専用端末を設置し終えて10月から無人チケ販まで開始しました。これでチケットセゾンやローソンチケットに圧倒的な差を付けたようです。でも少しオゴリを感じるのは、私だけ?

インターネットの「@ぴあ」は高すぎる

会員制でチケット購入が出来るようになったインターネットサービスの「@ぴあ」。1,000円の会費を払って1か月も待って送られてきたIDとパスワード。欲しかったチケットは窓口で買ってしまいました。遅いんだよ〜。そうしたら、1枚当たりのチケット送付手数料が600円とのこと。そんなコストが掛かる理由は無いでしょう。3,000円のチケットに600円は払いたくないなぁ。殿様商売ですよね。

掲載方法が変わった「週刊ぴあ」

もともと扱いチケットの全てが紹介されているのではない「週刊ぴあ」。その掲載手数料は高く、わざわざ本社に出向かなくてはいけない手間から小劇団は敬遠しがちです。そのくせ委託販売手数料は3割近く取られるそうです(註:事務手数料は10%程度ですが、チケット印刷代ほかで結局・・)。

それは仕方がないとしても、10月頃から「前売り開始」と「今週見られる公演情報」しか掲載しなくなった。あとは「セレクト情報」というのもありますが、掲載数は全然少なくなりました。だいたい「今週見られる・・」の情報は演劇では意味がないでしょう。良いチケットは手に入らないのだから、販売中のチケット情報を掲載してよ〜。

どうしてJCBだけなの?

クレジット機能付きのぴあカードは年会費が高いです。しかしチケットをまとめ買いするポン太としてはカード決済をしたいです。丸井チケットなら丸井カードは使えますが日頃は使わないから無駄です。

・・・と思ったら10月からJCBカードが使えるようになりました。でもね、カウンターで暗証番号を手入力です。しかもタッチパネルでないから周囲から押したキーが丸見えなんです。上手く入らないと何度も入力させるのですが、パソコンのソケットが刺さっていないだけだったり・・・お客をバカにしていますね。サインレスにするとか、通常の伝票形式に戻すとか、フード付きの専用入力装置を作るとかして欲しいです。

しかし何故JCBだけ優遇するのでしょう? ちなみにカード決済すると手数料3%をチケット販売代金からピンハネするそうです。高い委託手数料を取っているのにね。自社カードなら3%は高いんじゃない?

一番よいお席、とは?

これは今度書くことにしますが、ある公演のチケットで「一番よいお席」をいやだと言ったら別の席は取れないと言われました。しかたなく一駅離れたカウンターへ行きましたら、やはり「一番よいお席」でしたが、ず〜っとセンター寄りの良い席でした。どの席が良いかを決めるのはお客さまの自由です。手間省こうと思って、勝手なことをしないで欲しいです。全部が全部ではないのでしょうが、「@ぴあ」では600円の手数料を取るのに座席指定もできませんでした。。。ちょっとヘンだよ、最近の「チケットぴあ」。

期待のEリーグ

インターネットで健闘中の「Eリーグ」が無人チケ販に進出するそうです。委託手数料は額面のわずか1%と格安で、ユーザー負担は紙代1枚100円+通信料33円/分だそうです(つまりユーザ負担は少し増えますが、チケット定価が安くなれば同じ話ですね)。端末はファミリーマートが入れたものの約半額のリース料だそうです。他店舗展開してくれると興業主&お客さまにメリットがありそうですね。チケ販はサービスの質次第でシェアが様変わりする市場です。「ローソンチケット」の躍進を見ればお分かりでしょう。

チケットぴあも、殿様商売をやめて欲しいです。

  • その後、いくつかの点では課題が解消しましています。例えば、利用可能なカードの種類が増えました。他のコラムを適宜参照してください。